面接対策も第4回に突入しました!
いつもご愛読頂きまして、本当に有難うございます<(_ _*)>
前回は、集団面接についてお話ししましたよね♪
今回は、集団面接を通過後に行わる個人面接の攻略法を解説させて頂きます♬
フカボリされる女になる?!
企業の採用担当者に相談してみたの??
ていうか、恋愛のスケジュールのことですから、話す必要はないですよね??
話が見えないんだけど???
スゴイじゃないの!!!
これも乗り越えるべき試練なのよ!
何とか、上手くおやりなさい!!
ところで、あひゞきで男子たちから「マジ告白される💛」って展開を期待してるんですけど、ど~やったらイイと思いますか?
人は興味を持つと、相手のことを「もっと知りたい」って思うじゃない??
そして、相手のことを知っていく過程で、興味が「好意💛」へと変わっていくってワケなの!!
何となく、今後の方針が定まったような気がします!!!
ところで、就活の方はその後、どうかしら?
ついだから、サクッと個人面接の勉強をしていかない??
もちろんですっ!!
ご教授下さい!!!
喜んでレクチャーさせて頂きます♪
まず手始めに、個人面接とはどのようなものであるかを説明していきますね♬
個人面接とは?
個人面接は、志願者1名に対し、面接官1~3名で実施されます。
面接時間は、平均で20~30分程度です。
ただし1次選考で志願者が多い場合は10分程度ということもありますし、2次選考以降であれば、企業によっては1時間程度行うケースもあるようです。
個人面接の目的や位置づけは、採用選考のプロセスにより変わってきますので、以下、1次面接、2次面接、最終選考に分けて説明を行っていきますね♪
なお、採用面接が最初から個人面接の場合は1次面接から、最初が集団面接であった場合は2次面接からお読み下さいませ♬
1次面接
1次面接は、若手社員や係長レベルが面接を担当することが多いようです。
人気企業では志願者を数千人から数百名に絞り込みますので、一人あたりの持ち時間は10分程度になってきます。
1次面接の最大の目的は、問題のある学生をふるい分けることです。
エントリーシートなどの応募書類をもとに、自己PRや志望動機、社会人としての素養に関する質問を投げかけ、あなたを2次選考に進めてよいのかを判断します。
1次面接の評価ポイントは、下記の通りです。
これらを踏まえ、1次面接では、
- 社会人として問題になるような欠点を見せないこと
- エントリーシートの記入内容の要点をおさえて話すこと
- 面接担当者に自分を理解してもらおうという気持ちで臨むこと
ことが大切になってきます。
1次面接で30分以上の時間を設けている場合は、前述のふるい分けに加え、優秀者の選抜もかねているので、次項「2次面接」も参考にされて下さい。
2次面接
2次面接では、課長、部長レベルによる個人面接が多くなり、時間をかけてじっくり面接が行われます。
1次面接と2次以降の面接の大きな違いは、「欠点のある学生をふるい落とす面接」から「優れた能力や魅力を持つ学生を絞り込む面接」に変わる点にあります。
2次面接は加点法で評価されるため、面接官の心に刺さるものがないと0点のままで終わってしまいます。
あなたの個性を効果的に伝える「工夫」が必要になってくると言えるでしょう。
2次面接の評価ポイントは、下記の通りです。
これらを踏まえ、2次面接では、
- 企業が求める人材像であることをアピールする
- 事業の現状や将来について自分なりの見解を述べる
- 「事業」「マーケット」「製品/サービス」「お客様」というキーワードを入れた答え方をする
- 入社への意欲、将来活躍したい意欲を示す
ことが求められます。
最終面接
最終面接では、役員や社長による面接が一般的です。
2次面接を受かった人を対象に、最終的に採用するかどうかの決定を行います。
以前は最終面接に進めたら「実質内定」という企業が多かったのですが、最近では最終面接には採用予定数の2倍ほどの人数が残るため、決して気は抜けません。
最終面接の評価ポイントは、下記の通りです。
これらを踏まえ、最終面接では、
- 面接担当者が経営層なので、「経営」「ビジョン」「成長」「発展」などのキーワードを入れて話すようにする
- 人物像が厳しくチェックされるため、自分の考え方を堂々と主張する
- 「御社が第一志望である」と断言する
- 面接担当者が年配者のため、「礼儀正しさ」「謙虚さ」「若者らしさ」を意識してふるまう
ことが求められます。
ぶっちゃけ、ど~いう志願者が好まれるんですか??
2次面接の場合は、ど~でしょうか??
面接官の視点を持つことで、それぞれの面接でふさわしい対応ができそうですね♪
じゃあ、個人面接では、具体的にど~いうことが質問されるんですか???
そのあたりのことを詳しく知りたいです!!!
はい、そこが一番気になるところですよね♪
以下、解説していきますね♬
個人面接の定番質問
前回の集団面接同様、「自己PR」と「志望動機」が二大質問になります。
また個人面接では、「ストレス耐性」「企業研究や志望度」を見る質問も多くなされる傾向にあると言えます。
<自己PR/志望動機に関する質問例>
・あなたの長所、短所を教えて下さい。
・学生時代に力をいれたことを教えて下さい。
・なぜ弊社を志望したのですか?
<企業研究や志望度に関する質問例>
・就活の軸は何ですか?
・弊社の社訓、理念、方針などに共感できますか?
・弊社の創業者について、どう思いますか?
・弊社が今後発展するには、何が必要だと思いますか?
・希望職種について、どのようなイメージを持っていますか?
・希望しない部署に配属されたらどうしますか?
<ストレス耐性に関する質問例>
・業務に耐える自信はありますか?
・目上の人から理不尽な命令をされたらどうしますか?
・ストレスをどう発散していますか?
上記の主要質問に加え、企業によっては志願者の「人がらや人間性」をフカボリして尋ねる質問、「ビジネスプランやアイデア」「発想力や思考力」を問う質問が出される場合があります。
<人がらや人間性に関する質問例>
・あなたはどんな時にやりがいを感じますか?
・日頃のコミュニケーションで気をつけていることは何ですか?
・弊社のCMを作るとしたら、誰を起用し、どのような内容にしますか?
<発想力や思考力を問う質問例>
・あなたのキャッチフレーズを教えて下さい。
・100万円あったら何に使いますか?
大丈夫かなぁ(タメ息)
まず基本の質問をしっかり勉強したいと思います!!
ちなみに第二志望以下の企業から「志望度」を聞かれた場合、ど~したらいいんですか?
嘘ついて???
多分、軽くガチギレすると思います!!!
「第一志望じゃなかったら、面接に来ないでよ!」って思うんじゃないかしら??
第一志望に落ちたら、第二志望が第一志望になるワケじゃない??
けど、嘘をつくのは・・・
だったら、「今、この瞬間は第一志望である!」って考えみれば??
それだったら、嘘ついていることにはならないでしょ?!!
そのマインドセットで面接に臨みたいと思います♪
事前準備の方法
個人面接では、一つひとつの受け答えについて、「なぜ?」「どうして?」と深く突っ込まれる(フカボリ質問をされる)ところに、集団面接との大きな違いがあります。
フカボリ質問に対してしっかりした奥深い受け答えをするためには、入念な事前準備が必要になってきます。
以下、事前準備の方法を紹介していきますね♪
❶エントリーシート、就活ノートを読み込む
エントリーシート提出から個人面接まで一定期間が空いてしまうと、記述内容を忘れてしまうことがよくあります。
加えて、同じタイミングで複数社エントリーシートを提出した場合、内容が似通っているため、頭の中で混乱し、記述内容を上手く思い出せないこともよく生じます。
まずはエントリーシートの「自己PR」「企業への志望動機」をしっかり読み込んで下さい!
エントリーシートに加え、自分で作成した就活ノートを読み返し、「志望企業が求める人材像」や「志望企業と同業他社との比較」(特徴、強みや弱み)を再確認しておくことも必ず行って下さい。
集団面接同様、逆質問を考えることも大切になってきます。
集団面接とは異なり、多くの逆質問を求められることもありますので、最低でも10個は逆質問を考えておきましょう!!!
❷志望職種について考えをまとめる
エントリーシートでは「企業への志望動機」のみという企業も少なくありませんが、個人面接では必ずといってよいほど「職種への志望動機」を問われます。
企業ウェブサイトを今一度閲覧し、組織構成や具体的職種などをしっかり確認しておきましょう!
これまで行ってきた職種研究も「おさらい」の意味で目を通し、自分なりの考えをまとめておくと、当日きちんと対応ができると思います!!
❸当日持っていくものをチェックする
読者のみなさんによっては、最初の個人面接が最終面接という方がいらっしゃるかもしれません。
ケアレスミスは、絶対許されませんよね・・・。
まず、面接当日のタイムスケジュールは、前夜のうちに立てておくようにして下さい!
不測の事態に備え、余裕をもったスケジュールを立てることをオススメいたします。
また、当日「慌てて持ち物を準備する」ことは絶対に避け、前夜のうちに必携持ち物をそろえておくようにして下さい!!
会社地図、会社案内・資料、エントリーシートのコピー、履歴書(必要な場合のみ)、スケジュール帳、メモ帳・筆記用具、印鑑・学生証、スマホ、ハンカチ・ティッシュ、携帯用靴磨き、折り畳み傘、替えのストッキング(女子)、スマホ充電器、整髪料、お金
また企業から直前に連絡が入ることもありますので、メールや留守電のチェックも怠らないようにしておきましょう。
こんなに持っていくものがあるんですね!
「早寝早起き」、これが鉄則ね!!
朝バタバタしてたら、面接でもテンパっちゃうんじゃないかしら??
早く寝て、当日バッチリ早起きしますね♪
個人面接の効果的なアピール方法
ここまで、事前準備の方法をお話ししてきました。
ここからは、個人面接本番のアピール方法、留意点を解説してきます。
集団面接と同様に、個人面接では、バーバル(言語的要素)/ノンバーバル(非言語的要素)のコミュニケーション・スキルを駆使することが効果的になってきます。
以下、これらのテクニックを紹介しますね♪
バーバルのテクニック
【プレップ法、ホールパート法で話す】
個人面接においても、前々回、前回紹介したプレップ法、ホールパート法が有効となります。
ただし、個人面接では、集団面接よりもゆとりをもって回答できますので、プレップ法を使う場合は「理由」や「具体例」、ホールパート法の場合は「部分」の箇所を厚みをもたせて話をすると、面接官からの評価が一層高まると思います!
【エピソードは情景が浮かぶように話す】
自分がアピールしたい能力を示す場合は、それとセットで裏付けとなる『エピソード』を必ず話します。
集団面接とは異なり、個人面接ではゆとりをもって回答できますので、エピソードを話す時には、面接官の頭の中に情景が思い浮かぶように話すことが肝要となります。
具体的には、エピソードが「いつ、どこで生じたのか?」「誰が、どのような役割を担ったのか?」「その行動をとった時、どのように思ったり感じたりしたのか?」をつぶさに伝えると、面接官が情景をイメージしやすくなります。
情景がイメージしやすければ、面接官の記憶にも残りやすくなり、選考に有利に働くことが期待できます!
他の志願者と差別化を図りたい方は、ぜひ上記の点を留意して、話を組み立ててみて下さい!!
【時系列法も織り交ぜる】
時系列法は、物事が起こった時間にそって説明する話し方です。
具体的には、
の時間的流れで話していきます。
ガクチカなど、事実の経過を報告・説明する時に、極めて有効な方法とされています!
時系列法を上手く使うと、面接官に伝えたいメッセージを確実に届けることができると思います!!
こんな話し方があるんですね!
試しにやってみたら?
えっと、例えばこんなのは、ど~でしょうか??
面接で積極的に使っていきたいと思います!
【数的データをエピソードに埋め込む】
ガクチカなどで「成果」を強調したい場合は、数的データを示すことが有効となります。
例えば、同じエピソードを以下の(A)、または(B)のように表現したとします。
(B)の方が、具体的で分かりやすいだけでなく、説得力に富んでいますよね♪
実は、数的データが「喜んでくれた」「顧客の評判が良かった」ことの信ぴょう性を高める役割を演じるため、結果としてメッセージの説得力が高まっているのです!
全てのエピソードが数的データで表現できるとは限りませんが、可能な範囲で上記のテクニックを取り入れて頂けると、面接官からの評価がさらにアップすると思います!!
【反論する時はYes-But法で】
ストレス耐性を見る質問などで、
「本当に仕事が務まりますか?」
「すぐに辞めるんじゃないですか?」
などと探りをいれられることがあります。
ここは必ず反論(反駁)しなければいけませんが、感情的に反応することは絶対に避けなければなりません。
こうしたケースで有効となるのは、グループディスカッションの記事で紹介したYes-But法(相手を受け止めてから、自分の考えを述べるやり方)です。
例えば、前述の質問をされた時、以下のように答えてみて下さい。
②しかし、私は○○を乗り越えた経験があります。それゆえ、仕事上の困難さに積極的にチャレンジして、人間的成長を遂げていきたいと考えております。
①がワンクッションをいれる役割を演じるため、②のところで持論を主張しても面接官に不快感を与える心配はありませんよね♪
相手の考えを取り入れる姿勢を見せつつも、自分の主張を述べることは、就活のみならず実際の仕事でも必ず要求されるスキルになってきます。
Yes-But法を上手く使い、円滑なコミュニケーションを行うよう、工夫してみてほしいと思います!
ノンバーバルのテクニック
【まずはリラックスすること】
個人面接では、集団面接にはない「独特の雰囲気」がただよっています。
特に最終面接では、本社ビルの重厚感のある部屋で、社長や役員が面接官となります。
雰囲気にのまれてしまったら笑顔を作れませんし、本来の力も発揮できませんよね・・・。
それゆえ、まずはリラックスして、その後、面接に集中していくモードを作っていって下さい!
これでだいぶ緊張感は低減すると思うわ!!
ど~いうことですか???
面接官もそのことを分かってくれると思うわ!!!
ど~しても緊張しそうな時は、そう思うことにします!!!
【適切なテンポで会話する】
基本は、ハキハキと話すのがよいと思います。
質問をされた後、「はい」と一言入れると、リズム感が出て印象が良くなります。
少し長い話になった時には、終わりに「以上です」と述べるようにして下さい!
また前回話したように、人は自分と同じスピードで話す人間を好む傾向にあります。
面接官がゆっくり話す場合はややゆっくりめで、早口で話す場合はやや早口にして、面接官に話のスピードを合わすことを心がけるとなおよいでしょう!!
【入室時と退室時の所作に全力を注ぐ】
前回お話しした通り、入退室時の印象は、最終的な評価に大きな影響を及ぼしてきます。
相手に敬意を払い、適切な所作をするよう、心がけて下さい!
付け加えるならば、面接時間が長い個人面接では、初頭効果よりも新近効果がより働きやすくなるため、退室時の印象が極めて重要になってきます。
まずは、最後まで気を抜かないよう、細心の注意を払いましょう!
また、最後の挨拶をした際に、もう一度、目線を面接官に戻し、アイコンタクトを行ってみて下さい!!
面接官の心に、あなたの印象をくっきりと「焼き付ける」ことができるはずです♪
【表情や声にアクセントをつける】
基本的には笑顔であることが大切です。
しかし、自分の短所や弱点を問われている時に、「はじけたような笑顔」だと面接官の印象が悪くなってしまいますよね・・・。
それゆえ、笑顔をベースにしつつも、質問によっては真顔になったりして、表情にアクセント(変化)をつけてみて下さい!
声についても同様のこと言えます。
抑揚や強調すべきところでメリハリをつけると、面接官の印象は良くなると思います!!
【目線に注意を払う】
基本は質問した面接官の目を見て話します。
ただし個人面接は時間が長いため、質問をした面接官だけでなく、それ以外の面接官にも目線を向ける意識をもって下さい!
面接官全員に「自分を知ってもらいたい」という意思表示を示すことができれば、全体的な評価がグッと高まることが期待できるでしょう!!
【面接官の話を傾聴する姿勢をみせる】
集団面接では個人面接に比べ、面接官が話をする時間が長くなります。
特に社長や役員による最終面接では、自社の歴史や苦労話、自社ブランドについて、長々と話をされることも少なくなりません。
実はこうした時に、自社の話に「興味・関心を持ってくれているか?」がチェックされているため、十分な注意が必要です!
長時間の話をされた時でも決して気を抜かず、熱心に耳を傾ける姿勢を見せて下さい!!
あっ、そっか!!
面接官も同じように思うってことですよね??
自己PRがしっかりしているのに、自社に興味・関心がないから志望度が低いって見なされたら、もったいないでしょ!!!
面接では、面接官のお話をしっかり傾聴いたしますね♬
ていうか、明日からすぐに実践させて頂きます!!
「全てが第一志望」だと思って、誠心誠意、臨みたいと思います!!!
その姿勢があれば、内定獲得に大きく前進すると思うわ!!!
あひゞき💛で、習ったことを実践するんです!
7人の男子が全員本命だと思って、全力でいきます!!
全員からマジ告白されるよう、頑張ります!!!
今回もそういうオチなようです(^_^;)
しかし真面目な話をすると、恋も就活も「一期一会」ですよね・・・。
毎回、ベストを尽くすことが大切になってくるのは、恋も就活も同じことなのかもしれません。
読者のみなさんにおかれましては、個人面接特有の緊張感を感じつつも、それを力に変えて、本番で自分らしさを存分に発揮してほしいと切に願っております!
次回は、あらゆる採用選考で必要不可欠となる面接マナーと敬語の使い方について解説させて頂きます。
最後までお読み頂き、本当に有難うございました。
まとめ
>> 05.採用選考の面接マナー&言葉遣いをマスターしよう!
<< 03.集団面接を攻略しよう!
- <引用・参考文献>
伊東明 (2012) 人気企業を目指す人のためのハイレベル面接術 ダイヤモンド社
菊池一志 (2020) 採用側のプロが書いた就職面接 完全対策集 大和書房
三田紀房・福島直樹 (2018) 無敵の面接 TAC出版
チームUKT (2019) 同時に対策!エントリーシート&面接 成美堂出版
トイアンナ (2019) 確実内定 ㈱KADOKAWA
坪田まり子 (2019) 就活必修!速習のインターン・面接 ㈱さくら舎