前回は、様々な業界を「年収」という観点から4つのパターン(①右肩上がり型、②山形、③台地型、④平地型)に整理・分類し、それらの業界の特徴や問題点について考察を加えました。
今後みなさんが業界・業種を検討していく際の「材料」の一つにして頂けたらなと考えております。
では今回のトピックに移りたいと思います。
既出記事でお話ししました通り、業界研究は、
①業界・業種研究⇒②職種研究⇒③企業研究(個別の企業研究と企業間の比較)
で進めるのが一般的とされています。
もちろん②の職種研究や③の企業研究から始めていってもよいのですが、将来やってみたい職種や志望企業がそこまで明確に定まっていない方は、①からやってみると業界研究の全体のプロセスがスムーズに進んでいくと思います。
ではどのように業界・業種研究、職種研究を進めていけばよいのでしょうか?
当ブログでは、その具体的な進め方をどこよりも詳しく、丁寧に解説させて頂きます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
2022年、この男子がクル!!!
コーヒーでも入れるわね!!
先生、あれから私、業界研究、超頑張ってやってますよ!!
先生、それ聞いてすごくうれしいな・・・
今勢いがあったとしても、これから失速していく業界・業種もあるんじゃないかなって・・・
私もそう思うわ!!
それって、業界の「将来性」ってやつよね!!
正解、発表しますね♪
今年クルのは、ズバリ「仙人系男子」です!!!
えっと、お話が急に見えなくなってきたんだけど?
女性にこびないところが逆にクルのなかなと!!!
ともあれ、流行りの男子だけを調べないで、あえて目立たない男子に着目したのって秀逸だと思うわ!!
業界本買うところまではいってるんですけど、難しくて放り投げちゃってるんですよね・・・
じゃあさぁ、本の読み方や活用の仕方、解説するから、一緒にやってみよっか??
では以下、順を追って丁寧に説明していきますね。
課題も提示しますので、ぜひチャレンジして頂けますと幸いです!
業界・業種研究の進め方
『業界地図』を活用しよう!
業界研究では、業界本を使うのがもっとも一般的なやり方だとされています。
現在、様々な業界本が販売されていますが、基本的には自分の好みの書籍(読みやすい書籍、使いやすい書籍)を選ぶ形で支障ないかと思います。
ただ、「どの書籍にしようか」と迷っていらっしゃるのであれば、
を購入されることをオススメしたいと思います!
オススメの理由は、
- 長年の実績に裏打ちされた信頼性の高い情報を掲載している
- 中立的・客観的立場から業界・業種を批評している
- 就活生に役に立つ情報を分かりやすく紹介している
の3点になります。
特に重要なのは、「中立的・客観的立場」という点だと思います。
前回の記事で紹介しましたが、大学のキャリアセンターや就職課は、
とにもかくにも、(どこでもいいから)学生を就職させて、就職内定率を上げたい!
というスタンスのところがほとんどですので、業界や業種のネガティブな情報は学生にあまり伝えないと思います。
就活エージェントが運営母体となった就活情報サイトも、上記と同様だと思います。
就活情報サイトは、教育目的ではなく、あくまでもビジネス目的で運営されています。
学生が就職してはじめてクライエント企業からお金をもらえるため、そうした就活情報サイトでは、業界や企業にとって「都合のよい情報」しか掲載されていない場合がほとんどなのです。
その点、『業界地図』は、業界にとって都合の悪い情報や耳の痛い内容を、遠慮なく掲載しています。
業界の魅力や将来性といった「良い部分」だけでなく、問題点や限界といった「悪い部分」も知りたいのであれば、業界地図の右に出るものはありません。
強くオススメさせて頂きます!
では、『業界地図』の気になる中身や、その活用法を説明させて頂きますね。
*以下は、当該書籍の2020年度版に準拠しています。今年度版と一部内容が異なりますので、ご了承下さい。
『業界地図』のトリセツ
うわっ、たくさん!!
171個も業界が掲載されているんですね!!!
以前の記事で「主要業界は41個ある」って言ったけど、それに比べるとかなり細かい分類の仕方をしてるわよね・・・
Table 『業界地図』の業界・業種一覧
注目業界 | 宇宙開発、次世代自動車、5G、AI、QRコード(スマホ決済)、リチウムイオン電池、スマートフォン、カーシェア・ライドシェア、シェアリング(モノ)、調理ロボット、サイバーセキュリティー、レアメタル・レアアース、ソーシャルロボット、シェアリング(空間)、東京五輪/大阪万博、日本版IR、先端技術用材料、スマート農業、世界のユニコーン企業 |
大化け業界 | 全固体電池、空気電池、オンライン医療、ミニ保険、eスポーツ、食品ロス対策、脱プラスチック |
自動車・機械 | 自動車(世界)、自動車(国内)、自動車部品、2輪車、トラック、タイヤ、中古車、航空機産業、建設機械、工作機械、農業ロボット、サービスロボット、プラントエンジニアリング、総合重機、鉄道車両、造船 |
エレクトロニクス機器 | 電機大手、白物・生活家電、有機ELパネル・液晶、テレビ、パソコン・タブレット、デジタルカメラ、エアコン、複写機・プリンター、ウェアラブル端末、ドローン、スマートスピーカー、医療機器、電子部品、半導体、半導体製造装置、半導体材料、EMS |
情報産業・印刷・インターネット | eコマース(EC)、クラウド、ITサービス、アプリ・ネットサービス、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)、VR・AR・MR、インターネット回線、携帯電話事業者、印刷 |
資源・エネルギー・素材 | 発電所、電力・ガス、電力・ガス自由化、エネルギー・資源メジャー・シェール、鉄鋼、石油、化学、非鉄金属・電線、繊維、炭素繊維、塗料、紙・パルプ、ガラス、セメント |
金融・法人サービス | メガバンク、地方銀行、流通系・ネット銀行、グローバル金融、取引所、証券・ネット証券、暗号資産/ブロックチェーン、フィンテック、消費者向け金融、クレジットカード・通販、生命保険、損害保険、リース、コンサルティング、監査法人、弁護士事務所、人材サービス |
食品・農業 | 加工食品、食材、飲料・乳業、酒類、農業、漁業・水産、食肉 |
生活用品・嗜好品 | 医薬品、化粧品、トイレタリー(日用品)、バイオ・創薬ベンチャー、再生医療、文房具・事務用品、玩具、靴・眼鏡・鞄、時計・宝飾品、たばこ、コーヒー豆、カー用品 |
娯楽・エンタメ・メディア | レジャー・テーマパーク、旅行、ホテル、ゲーム、映画・アニメ、芸能プロダクション、動画配信サービス、スポーツフィットネス、放送・全国紙、出版・書店、広告・ネット広告、音楽、グローバルメディア |
建設・不動産 | 建設、不動産、戸建て住宅、マンション、不動産仲介、マンション管理、賃貸住宅建設・管理、住宅設備 |
運輸・物流 | 空運、海運、陸運・物流、鉄道(JR)、鉄道(私鉄)、倉庫・物流施設 |
流通・外食 | コンビニエンスストア、スーパー、百貨店、ショッピングセンター、家具・インテリア・生活雑貨、ホームセンター・ディスカウントストア、ドラッグストア、家電量販店、アパレル(メーカー系)、アパレル(SPA・流通)、総合商社、専門商社、通販・テレビ通販、外食(ファミレス、すし、居酒屋)、外食(ファーストフード、麺類)、カフェ、中食 |
生活・公共サービス | ウェディング、警備、育児・保育・ベビー用品・子供服、教育・学習塾、防衛、介護、イベント、葬儀 |
5GとかAIとか、あと、ドローン業界ってのもあるんですね!!
早くも挫折しそうです・・・
最初はざっとでいいのよ!!
『業界地図』を初めて読まれる時は、1ページ、1ページをじっくり読んでいくというよりは、ファッション誌やカタログを読むような感覚で「パラパラと」目を通す(ざっと読んでいく)感じがむしろ良いと思います。
あまり業界を絞らず、とにかく網羅的に(まんべんなく)目を通すよう、心がけてみて下さい。
この時、
おもしろそうだな、あとでじっくり読みたいな
と思えるページには「付せん」を貼っていくようにすると、後々の作業が楽になってくるでしょう。
次に、先ほど付せんを貼ったページをじっくり読んでいってみて下さい。
特におさえて頂きたい点が4点ございます。
まず『業界地図』のサンプル画面(↓)をご覧頂き、その後、以下の説明(①~④)をご一読頂けると理解が進むかと思います。
主な企業の平均年収、平均年齢に加え、総合職の大卒・院卒の平均初任給を掲載しています。
この欄を比較することで、業界ごとの年収の違いを把握することが可能になります。
業界の今後の動向を、快晴・晴れ・薄曇り・曇り・雨・大雨の6段階で評価しています。
ここを見るだけで、単独の業界の状況が分かるだけではなく、業界間の将来性を比較することも可能になります。
ここでは、その業界のビジネスモデル(利益を上げるしくみ)が分かりやすい図とともに説明されています。
もっとも熟読して頂きたいのは、④になります。就活生に知って頂きたい情報や事実がコンパクトにまとめられています。
押させておくべきワードが掲載されていますので、初めて聞く言葉や分からない言葉はネットで調べてみるとよいでしょう。
また業界のトレンドを解説するべく図表が掲載されていますので、重要だと思ったものはノートに書き写してみてもよいかと思います。
ここまでよろしいでしょうか?
では、上記を踏まえて、簡単な課題をやってみたいと思います。
(2)『業界地図』の中から、興味・関心が高い業界を5つピックアップして下さい。
(3)まずピックアップした業界の業界Noと業界名を記入します(上記サンプルの場合、110「トイレタリー(日用品)」となります)。
(4)次にピックアップした業界の①平均年収・年齢、②業界天気予報、③もうけのしくみ、④四季報記者のチェックポイント!を確認し、ワークシートの所定の欄にまとめていきます。
(5)最後に⑤コメント(あなたの思ったことや感じたこと)を書いて完成になります!
とりあえずとっかかりとして5つの業界に絞らせて頂きましたが、ワークシートをプリントアウト(コピー)すれば、多くの業界の分析を記入することができます。
ぜひご活用下さいませ。
ワークシートを書いてみることで、自分の頭(知識)に「落とし込む」ことができるんじゃないかなぁ?
分からない言葉とか出てきたらどうするんですか?
調べたことを業界研究ノートにメモしていけば、後々、絶対役に立つんじゃないかなぁ・・・
分からないところは、とりあえずマーカーなり付せんをしといて、後からまとめてググると効率的ですよね!!
学生さんのおっしゃる通り、分からない用語や言葉に、マーカーなり付せんをしておくこと、とっても大切だと思います!
業界研究では、初めて聞く言葉や難しい言葉がしばしばよく出てきますが、分からないことを分からないままにしておかず、それらを調べて、自分の新しい知識に変えていく姿勢が重要になってきます。
それから、上記の課題のうち、⑤のコメントを書いておくことも、とっても大切な作業になってきます!
コメントを書いておくことで調べたことが記憶に残りやすくなりますし、コメントを書く時に考えたことが、後々、企業研究をする時に大いに役立ってくると思います。
簡単で構いませんので、調べた業界について、あなたの思ったことや感じたことも書き加えておいて下さいね♪
ネットで業界研究を行う方法
と、ここまで、『業界地図』(東洋経済新報社)を用いて業界研究を行う具体的なやり方を説明してきました。
しかしながら、
いきなり『業界地図』を勉強するのが、ハードル高いかも・・・
という方もいらっしゃると思います。
そういう方は、下記のサイトで予習をしてみたり、下調べをしてみることをオススメしたいと思います。
2つ、信頼できるサイトを紹介しますね。
業界研究大図鑑
『業界研究大図鑑』は、みなさんもよくご存知のマイナビが運営する業界研究サイトです。
イラストがふんだんに使われ、とにかく楽しんで読んで頂けるよう、様々な工夫がされています。
とっても気軽に読むことができますので、大学3年生の方のみならず、1・2年生の方にもオススメの内容となっております♪
マイナビは『業界地図』という別コンテンツも掲載していますので、併せて読むと業界研究が深まると思いますよ♫
業界動向 SEARCH.COM
上記よりもう少し専門的な内容が知りたい方は、『業界動向 SEARCH.COM』がオススメです!
こちらのサイトでは、「業界一覧」「天気図」「成長業界」「シェア」「ランキング」の5種類の情報を提供しています。
各内容を、ざっと紹介させて頂きますね♪
国内最大級の135を超える業界のレポートを閲覧可能です。
各業界のページには、過去の業界推移や各種ランキング、業界の現状と動向、今後の展望などが詳細に記録されています。
★業界の特徴と就職についてのお役立ち情報もふんだんに盛り込まれています!
『業界地図』(東洋経済新聞社)と同様に、業界天気図を掲載しています。
近年の業界推移をもとに、晴れ、晴れ・曇り、曇り、小雨、雨の5段階で表示してあります。
★天気図を見ることでその業界の好不調を直観的にとらえることが可能になります!
近年、急成長を遂げている業界、今後成長する可能性のある業界を136の業界からピックアップしています。
数ある業界の中から今最も成長している業界を見つけることができます。
★過去の業績推移とともに、なぜ成長を遂げているのかなど理由も簡単に掲載しています!
主要業界の売上高上位3社のシェアを一覧にまとめてあります。
詳しいシェアや動向、ランキングなどを知りたい方は、下記「ランキング」をチェックしてみて下さい。
業界のランキングをまとめて掲載しています。
規模・利益率・総資産・労働者数・勤続年数・平均年収など様々な指標をランキングにまとめてあります。
★ランキングを見ることによって、その業界の特色やビジネスモデル、収益構造の特徴なども把握することができます!
いかがだったでしょうか?
『業界動向 SEARCH.COM』の特徴は、何といっても「豊富なデータ」に基づく的確な分析力にあります。
かなり読み応えのあるコンテンツですので、就活準備を本格化させた3年生、実際に就活をされている4年生の方にも満足して頂けるのではないかと思います。
職種研究の進め方
今度は、職種研究の具体的なやり方を解説していきますね。
よく勉強しているわね!!
私の探し方が足りないんですかね??
「職種研究」の本を探すけど、なかなか見つからない・・・
おっしゃる通りです。
実は、職種研究だけが掲載されている本は少なく、業界研究や企業研究を扱った本の中に「職種」に関するトピックが含まれている形になっています(←ここポイントなので、しっかりおさえて下さいね)。
例えば先ほど紹介した『業界地図』(東洋経済新聞社)に関して言うと、各業界の見開き左ページ上部に「職種ガイド」というコーナーがあり、そこに業界の花形職種や、その業界ならではの注目の職種などが掲載されています。
ただ、若干情報量が少なめなのが難点かなと思われます。
『業界地図』以外の書籍ですと、
内定獲得のメソッド 業界&職種研究ガイド
(マイナビオフィシャル就活BOOK)
が売れ筋の本になってきます。
こちらの本は、序章「職種の選び方」の項において、以下の5つの職種が解説されています。
(2)営業・販売サービス
(3)クリエーティブ/企画
(4)技術・研究/専門
(5)IT系技術職
こちらの書籍は、業界・業種・職種に関する情報がコンパクトにまとまっているのがウリになっています。
多くの就活生に支持され版を重ねているため、安心して読むことができる書籍の一つになっています。
もしかしたら、紙媒体の本よりも優れてるかもしれないってサイトがあるんだけど、紹介しようっか?
ぜひ、お願いします!!!
という訳で、満を持して紹介したいのが、以下のサイトになります!
doda(デュータ)職種図鑑
100職種も掲載されてるんですね!!
見るのが楽しくなってきますよね!!!
早速やってみたいです!
先生、課題、出して下さい!!
良かったです。
学生さん、やる気になってくれて、何よりのことです!
という訳で、みなさんも一緒に課題をやってみることにしましょう!!
(2)ピックアップした職種のページをよく読み、分かったことをワークシートにまとめていきます(ワークシートは下記よりダウンロードできます)。
ここでは、
職種名、仕事の内容、どのような能力が求められるのか?、
仕事の魅力や興味深い点は?、
自分に向いていると思うか?・自分にできそうだと思うか?、
自分にとって面白い仕事かどうか?
の項目を記入してみましょう。
*ワークシートは1ページしかありませんので、適宜プリントアウト(コピー)してご活用下さい!
『doda職種図鑑』の情報だけで不十分な方は、紙の業界本やインターネットの他のサイトを調べるなどして課題の項目を記入してみて下さい!
+αのことをして頂くだけで、職種の知識がグッと広がっていくと思います!!
特に重要な項目は、
- どのような能力が求められるのか?、
- 仕事の魅力や興味深い点は?
- 自分に向いていると思うか?、できそうだと思うか?
- 自分にとって面白い仕事かどうか?
になります。
これらの項目は、「適職」を考える上で重要な材料となってくれることが期待できますし、この部分をしっかり詰めていけば(しっかり深めていけば)、エントリーシートや面接対策にも有効に活用できるのではないかと思います。
就活情報の超整理法
最後に番外編として、インターネットを用いて収集した就活関連情報の「保管法」と「整理法」をお話しさせて頂きます。
インターネットの良いところは、何と言っても、情報の「検索のしやすさ」にあるのではないかと思います。
自分の知りたい業界なり業種のワードを入れると、瞬時に知りたい情報にたどりつくことができます。
ホント、便利ですよね!
ただ一方で、
- 膨大な情報をどうやってストック(保管)しておくのか?、そして
- 保管庫の中から必要な情報をどうやって引き出すのか?
ということは、ネットユーザーであるみなさんにとって、非常にやっかいな問題なのではないかと考えます。
確かにブックマーク(お気に入りの登録)をしておけばよいのですが、業界研究をしていると分かると思うのですが、すぐにブックマークが「いっぱい」になってしまいます。
結果、後から、ページを閲覧する時、膨大なブック―マークの中のどれを見たらいいのか分からず、もう一度ググったりしてしまうのです。
このやり方だとすっごく時間がかかって、とっても非効率的ですよね・・・。
そこで、みなさんにオススメしたいのが、情報をその都度、クリップ(スクラップ)していくやり方になります。
ここでは、こちらのアプリをご紹介したいと思います!
Evernote Web クリッパー
Evernoteは、情報の保存・整理を行うことができるメモ・アプリです。
読者の皆さんの中にも、既にお使いの方が多いのではないでしょうか?
実は、このEvernoteの拡張機能に「Web クリッパー」というものがあります。
これは、お気に入りのWEBページのスクリーンショットを直接 Evernote にクリップ(保存)していくアプリになっています。
Evernoteは検索機能がしっかりしていますので、一度クリップしておけば、以前見つけたページに容易にたどりつくことが可能になります。
新規にお使いになられたい場合は、まずEvernoteをインストールし、その後、Webクリッパーをインストールされて下さい。
上記のようにEvernoteは非常に便利なアプリですが、Webクリッパーをダウンロードするためには、Microsoftのアカウントが必要になってきます。
アカウント作成が面倒な方や「Web クリッパー」の使い勝手が悪いという方は、下記のアプリをオススメしたいと思います!
メモ&スクラップソフト 紙copi
紙copiもEvernoteと同様に、気になるHPを取り込んで保存できるWEBスクラップソフトになります。
直観的な操作が可能ですので、あまりパソコンが得意でない方にも大変オススメです♪
システム要件は、Windows 10/8.1/8/7/Vista/XP (64ビットおよび32ビットの日本語版)に対応しており、Microsoft Internet Explorer 6.0 〜 11、Mozilla Firefox等のブラウザで使用することができます。
紙copi は有料版(紙copi 3)と無料版(紙copi Lite)がありますが、業界研究を含む就活でご使用される場合は、無料版で事足りるのではないかと思います。
サクサク動いて、仕事をしてくれる、頼もしいアプリです。
ご参考にして頂ければ幸いです。
今回の内容はここまでとしたいと思います。
業界・業種研究や職種研究をつぶさに行うことは、自分の将来の可能性を広げたり、職業選択のレパートリー(選択肢)を広げることにつながってきます。
新しい業界・業種を知り、その業界内での働き方を理解していくことで、あなただけの理想の仕事を発見していってほしいと切に願っています!!
まとめ
どの就活本も情報量が少なめなのが難点ですが、適宜、インターネットのサイト(例;『doda 職種図鑑』)も併用しながら研究を進められてほしいと思います。
次回より、いよいよ企業研究(会社研究)のやり方を説明していきたいと思っております。
最後までお読み頂き、本当に有難うございました。