前回のおさらい
前回は、就活で業界研究を行う理由や目的、業界研究を行うメリット、そして業界研究のプロセス(大まかな流れ)を説明いたしました。
読者のみなさんにより、目指される就職先も就活の仕方(スケジュール)も異なり、それによって望ましい克服の仕方は変わってくると思います。
それゆえ、解答例は参考程度にとどめて頂ければ幸いです。
ただみなさん共通に言えることは、
- とっかかりやすい方法、かつ、
- 長続きする方法
で業界研究を行っていってほしいということになります。
例えば、③の選択への不慣れさを克服するために知識や情報を得ていくやり方ですが、紙の新聞を読んでも、スマホで日経電子版を読んでも、TVで「ワールドビジネスサテライト」や「カンブリア宮殿」を観ても、いずれでもよい訳です(もちろん、複数できればなおよいのですが・・・)。
自分が取り組みやすく、かつコツコツ続けられる方法で、無理のない範囲で業界研究を行っていってほしいと思います。
では今回の話題に移りたいと思います。
第2回にあたるこの記事では、業界研究を行う上で必要となる基本的な用語(業界・業種・業態・職種)を解説させて頂きます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
恋する業界研究
今日は紅茶を入れますね!!
私が将来のことについて迷ってるのは、「知識がないから」ってことですよね?
で、どんなことが分かったの?
分かりやすく言うと、50種類のメンズが存在するんです!!
えっと、急にお話が見えなくなってきたんだけど、いったい何の話???
バッチリ、メンズをリサーチしてきました!!!
内容、詳しく教えて!!
じゃあ、私の研究結果、
このあとスグ!!!
こんなにいろんな系統の男子が存在するのね!!
50のメンズ系統から気になるものをいくつかピックアップして、それをネットで深く調べてみたらどうかな?
私、ソーセージパン男子と鶏肉系男子が気になったんで、次回までに深くリサーチしてきます!!
じゃあ、せっかくだから就活のお話をしよっか?
本当はもっとメンズ業界のお話をしたいところですが(笑)、紙幅の関係で本題の業界研究の方に移らせて頂きますね♪
業界・業種・業態とは?
業界研究に着手されるみなさんがまず最初に理解すべきは、『業界』『業種』『業態』という言葉の意味ではないかと考えます。
非常に似通った言葉ですが、それぞれ異なる意味で使われていますので、注意して下さいね。
業界とは?
『業界』とは、「同じ内容の仕事をしている企業の集まり」を指しています。
つまり、国内にある400万社もの企業を
取り扱っている商品やサービスの「内容」でいくつかのグループに分類したもの
を『業界』と呼んでいます。
国内には多種多様な業界が存在しますが、就活生のメイン・ターゲットとなる業界は以下の41個だとされています。
ざっとご確認頂ければ幸いです。
アミューズメント・レジャー、医療・福祉、印刷・事務機器関連、インターネット、官公庁、機械・プラント、教育、銀行・証券、クレジット、建設・住宅・インテリア、公社・団体、広告、コンサルティング・調査、コンビニ、スポーツ・玩具、自動車・輸送用機器、出版、食品・農林・水産、信販・リース、新聞、人材サービス、生保・損保、精密・医療機器、専門商社、専門店、繊維・化学・薬品・化粧品、総合商社、その他金融、その他サービス、その他メーカー、ソフトウエア、通信、鉄鋼・金属・鉱業、鉄道・航空・運輸・物流、電子・電気機器、電力・ガス・エネルギー、百貨店・スーパー、不動産、フードサービス、放送、ホテル・旅行
業種とは?
読んで字のごとく、
先ほどの業界を、その「種類」で分類したもの
が『業種』になります。
総務省が発表している日本標準産業分類では、様々な産業をいくつかの種類に分類しています。
「日本標準産業分類に基づく業種分類表」では、大分類(大まかな分類)と中分類(より詳しい分類)が示されていますが、実際の業界研究では、中分類の方を見ていくことになります(←ここ、ポイントなので、しっかり覚えておいて下さいね)。
業態とは?
一方、
企業のビジネスのやり方(事業形態や営業形態)の違い
を表したものが『業態』になります。
ここ、とっても難しいですよね。
詳しく説明させて頂きます。
例えば、商品を売って利益を出す経済活動を行っている「小売業」ですが、消費者に販売する商品は食料品、電化製品、洋服など、企業ごとに様々に異なっていますよね。
こうした企業が取り扱う商品のジャンルにより企業分類を行ったものが、先ほどの『業種』ということになってきます。
食料品を扱う業種、電化製品を扱う業種、洋服を扱う業種があると考えれば、イメージしやすいですよね。
一方で、販売する商品の「売り方」も企業ごとに異なっていると思います。
日用品を例に出すと、百貨店、スーパー、コンビニ、ドラッグストアなど、いろんな事業形態・営業形態で商品が販売されていると思いますが、こうした「売り方」の違いに着目して企業分類を行うやり方が『業態』の考え方になります。
まとめると、
「何を売るのか」で分類しているのが業種、
「(商品を)どのように売るのか」で分類しているのが業態
ということになります。
ご参考までに下記の図もご参照下さい。
業界は同じ人々や組織の集まり、業種は業界の種類や系統、業態はそれらの形態(あり方、有り様)ってことですよね。
業界 (世代層) | 業種 (系統) | 業態 (形態) |
10代 | ①草食系 ②肉食系男 ③雑食系 ・・・ ㊿ユニコーン系 | 既婚 未婚・彼女あり 未婚・彼女なし |
20代 | ①草食系 ②肉食系男 ③雑食系 ・・・ ㊿ユニコーン系 | 既婚 未婚・彼女あり 未婚・彼女なし |
30代 | ①草食系 ②肉食系男 ③雑食系 ・・・ ㊿ユニコーン系 | 既婚 未婚・彼女あり 未婚・彼女なし |
こうやって覚えれば、就活の業界研究も進むかもしれませんね♪
私、すっかりカオス状態になってきました!
じゃあ、たくさんある業界と業種の分かりやすい理解の仕方、今から教えるね!!
業界・業種早わかり!
主要8業種、という言葉を聞いたことがありますか?
これは、大学生が就職する主な業種を8つに分類したもので、『マイナビ』『リクナビ』等、大手就活情報サイトがこの分類法を採用しています。
下の図を見て頂きたいのですが、主な業種は、
①メーカー、②商社、③小売り、④金融、⑤サービス・インフラ、⑥ソフトウェア、⑦広告・出版・マスコミ、⑧官公庁・公社・団体
に分類されます。
そして、この主要8業種ごとに前述の41個の業界を整理・分類したものが以下の表になります。
主要8業種 | 各業界 |
①メーカー | 食品・農林・水産 |
建設・住宅・インテリア | |
繊維・化学・薬品・化粧品 | |
鉄鋼・金属・鉱業 | |
機械・プラント | |
電子・電気機器 | |
自動車・輸送用機器 | |
精密・医療機器 | |
印刷・事務機器関連 | |
スポーツ・玩具 | |
その他メーカー | |
②商 社 | 総合商社 |
専門商社 | |
③小 売 | 百貨店・スーパー |
コンビニ | |
専門店 | |
④金 融 | 銀行・証券 |
クレジット | |
信販・リース | |
その他金融 | |
生保・損保 | |
⑤サービス・インフラ | 不動産 |
鉄道・航空・運輸・物流 | |
電力・ガス・エネルギー | |
フードサービス | |
ホテル・旅行 | |
医療・福祉 | |
アミューズメント・レジャー | |
その他サービス | |
コンサルティング・調査 | |
人材サービス | |
教育 | |
⑥ソフトウエア | ソフトウエア |
インターネット | |
通信 | |
⑦広告・出版・マスコミ | 放送 |
新聞 | |
出版 | |
広告 | |
⑧官公庁・公社・団体 | 公社・団体 |
官公庁 | |
<参考文献>https://shinsotsu.mynavi-agent.jp/knowhow/article/industry-list.html |
いかがでしょうか?
さっきに比べ、かなりスッキリしてきませんか?
この表は、みなさんが業界研究や実際の就職活動をする際に「拠り所」となる大切なものになります。
しっかり保存、保管しておいて下さいね。
職種とは?
ポテチでも食べますか?
ところで先生は、学生時代、どういう恋をしてきたんですか?参考までに教えて下さいっ!!
ダメウーマンなのに、競走倍率が高い王子様みたいな人ばっかり好きになって、撃沈するのよね(笑)
で、あなたはどっち系なの??
そもそもイケメンは信用ならんと思ってるんで!!
ところで、社会人の仕事も、主人公的役割と脇役的役割があるって、知ってた??
職種とは、
一企業が行う業務の種類をいくつかに分類したもの
になります。
先ほどの業界や業種は、企業をいくつかのグループに分類していましたよね。
一方、職種は、個別の企業(A社、B社)内の社員の役割を業務内容に基づき分類しているということになります。
職種は、大きく分けて「プロフィット部門」と「バックエンド部門」に分かれています。
部門と言う言葉は、部署という言葉に置き換えると分かりやすいですよね。
そして、先ほどの学生さんのお話しで言うと、「プロフィット部門」が企業の主人公的役割、「バックエンド部門」が企業の脇役的役割(主人公を支える役割)を担っているのです。
以下、詳しく説明していきますね。
①プロフィット部門とは?
プロフィット部門は、商品を開発・生産・販売したり、サービスを提供したりして、最終的に利益を生み出す業務を手掛けています。
別名「ライン部門」「直接部門」とも呼ばれています。
プロフィット部門は、企業の中で、商品・サービスの売り上げアップや、機能向上などに向けて、実績を上げて目標を達成する役割を担っています。
また、業界特有の部門であるため、プロフィット部門の組織構成は「業界」によって異なってくるのが特徴です。
製造、流通、サービス業のプロフィット部門の基本構成は、以下の通りとなっておりますので、読者のみなさんは、まずはこの表の内容を頭に留めておいて下さい。
業界 | 職種 | 内容 |
製造 | 研究 | 商品の機能や技術をよりよくするアイデアを生み出す |
企画開発 | 研究により生み出されたアイデアを形にする | |
生産調達 | 原材料を仕入れ、製品を作る | |
営業販促 | 商品をお客に売る | |
流通 | 店舗企画 | お店を立ち上げる |
仕入れ物流 | 仕入れ先とそのルートを確保する | |
販売販促 | お店での販売を行う | |
営業 | 法人向けの営業を担当する | |
サービス | インフラ技術 | サービス提供のための基盤や技術を開発する |
サービス企画 | 提供するサービスを考える | |
サービス提供 | 現場でサービスを提供、運用する | |
営業販促 | サービスをお客に売り込む |
②バックエンド部門とは?
一方、利益を生み出すプロフィット部門を支える役割を果たすのがバックエンド部門になります。
別名「スタッフ部門」「間接部門」とも呼ばれています。
直接利益を生み出す活動には携わりませんが、組織が円滑に動くようにサポートし、縁の下の力持ち的な役割を担います。
バックエンド部門に配属された社員は、組織力向上や業務効率化に向け、日々の実務をそつなく行うことが求められます。
また、プロフィット部門は業界ごとに構成が異なっていましたが、バックエンド部門は業界を超えてある程度共通しているのが特徴です。
バックエンド部門の主な業種は、以下の表の通りとなっております。
職種 | 内容 |
経理 | 出入金管理と資金計画立案に携わる業務を行う |
総務 | 各事業部の業務遂行に必要となる支援を全般的に行う |
人事 | 人材の獲得、育成、評価に関わる業務を行う |
情報システム | 業務アプリケーションの開発、運用を行う |
経営企画 | 企業経営の方向性や新規事業育成に関する業務を担当する |
法務 | 企業経営に関する法律業務を担当する |
国際 | 海外進出、海外展開に関わる業務を行う |
秘書室 | 経営陣のスケジュール管理や社内外のコミュニケーション業務のサポートを行う |
その他、一部の業界では「WEB管理」「倉庫」「コールセンター」というバックエンド部門を配置している。 |
職種は、大きく分けて「プロフィット部門」と「バックエンド部門」に分かれている。
そしてプロフィット部門は業界ごと異なる組織構成になっており、バックエンド部門は業界を超えて共通した組織構成になっている。
ここまでご理解頂けましたでしょうか?
総合職、一般職のどちらを選べば幸せになれるの?
ここで働いてみたいって思えるって、ステキなことなんだよ!!
さっき、私、「王子様よりサブキャラ男子が好き」って言ったじゃないですか?
プロフィット部門よりも、それを脇で支えるバックエンド部門の方に魅力を感じるんですよね!!
とっても興味深いわ!!
けど、先生は、あなたみたいな考え方、好きかもしれない・・・
プロフィット部門がなかったら経済活動ができないから、会社はつぶれちゃうわよね・・・
けど組織には、主人公を助けたり、応援したりする人たちも必要なわけじゃない?
結局の所、組織にはプロフィット部門とバックエンド部門の両方が必要なわけだけど、あなたのように、あえて人や組織をバックエンドで支えたいって思える人って、私はステキだと思うな!!
次回までにバックエンド部門について、もう少し詳しく調べてみます!!
OB・OG訪問も、バックエンドをやっている人から話を聞いて来たいと思います!!!
ぜひ頑張ってね!!!
これも職種の違いって理解でよかったですか??
確かにそうよね!!
とても大切な質問ですので、今回の最後のトピックとして解説させて頂きますね。
まず、学生さんが言っていた「学校推薦」から説明させて頂きます。
学校推薦とは?
就活は、自分で企業にエントリーする自由応募と学校推薦に大別されています。
学校推薦では、個別の企業から各大学に推薦枠(例;A大学1名)が与えられます。
推薦枠を与えられた大学は応募者を募り、学内で選抜を行い、選抜者(この場合、1名)を企業に推薦する形が取られます。
これが学校推薦の仕組みになります。
学校推薦求人の内容は、理系か、文系かにより大きく異なっています。
理系の学部を設置する大学には、技術職や研究職の学校推薦求人が来ることが多いようです。
この場合、研究室なり指導教員から適任者を企業に推薦する形が取られます。
一方、文系学部では、メーカーや金融業界から一般職の学校推薦求人が来ることが多いようです。
私の勤務する大学がまさにそうなのですが、女子大、もしくはかつて女子大で共学化した大学には、このような推薦枠が与えられるケースが多いように感じています。
自由応募と何が違う?
学校推薦の特徴として、まず、就活期間が短いことがあげられます。
自由応募に比べ、学校推薦は、面接回数などが少なくて済むため、応募から内定までの期間が短くなる傾向があります。
また上記に関連したことですが、書類選考や筆記試験が免除されるケースも多々存在するため、単に期間が短くなるだけでなく、就活生の負担も少なくなると言うことができるでしょう。
また、競争率も自由応募に比べて、圧倒的に低くなる傾向があります。
学内の選抜はありますが、それを勝ち抜くことができれば、自由応募よりも高確率で内定を獲得することが可能になっています。
一方で学校推薦のデメリットもあります。
企業の採用方針や大学の学校推薦による考え方により差異があるため、一般論にとどまりますが、
- 学校推薦の選考中は、他の就職活動をストップしなければならない
- 学校推薦に合格すると、原則、内定辞退ができない
- 学校推薦で入社すると、一定期間勤務しなければならない(早期離職がしづらい)
といった制約があることも事実だと思います。
上述の学生さんのお話に戻りますが、私立大学文系学部では「一般職」の学校推薦求人が多いというのは、まさにおっしゃる通りで、私の勤務する大学のみならず、全国の多くの大学に同様に当てはまることではないかと考えます。
では、総合職と一般職、何がどのように違うのでしょうか?
総合職と一般職の違い
先ほど「プロフィット部門」「バックエンド部門」のお話をしましたよね。
それに従うと、
総合職・・・プロフィット部門の職種を担当
一般職・・・バックエンド部門の職種を担当
と言うことができると思います。
ここ大切なので、しっかり覚えておいて下さいね。
総合職は、最前線で業務を担い、企業に積極的に利益をもたらす業務を行います。
総合職の社員は社内で「将来の幹部候補」という位置づけになりますが、期待が大きい分、業務もハードで「残業」ももちろんありますし、場合によっては「転勤」も覚悟しなければなりません。
一方の一般職は、バックエンドで総合職の補助や補佐をする役割を担います。
業務負担も総合職より少なく、転勤もないのが特徴です。
ただ、これら2職種の業務内容の差異は、給与・福利厚生・昇進などの違いにもよく表れてきます。
一番分かりやすい例が、給与だと思います。
大卒初任給で見てみると、2018年度の大卒初任給は総合職で約219,000円、一般職は約191,000円と、職種により2万8千円の差があることが分かっています(産労総合研究所, 2018)。
初任給の時点の差はこれだけですが、長期的な視野で給与を比べると差は顕著なものとなることをご理解頂けるのではないでしょうか?
総合職の人はずっと総合職、一般職の人はずっと一般職だからね・・・
長い目で見ても、それは絶対そうだよね・・・
その答えの出し方は、共通してるの!
自己分析をやれば、答えが分かるんですか???
そうです!
自己分析がとっても役に立つんです!!
当ブログでは、自己分析 第4回において、課題として
- ライフプランの作成
- 仕事・生活・人生に対する7つの質問
に取り組みましたよね(まだやっていない方は、下記からワークシートがダウンロード可能になっています)。
【ワークシート】ライフプラン.pdf
【ワークシート】仕事・生活・人生を考える7つの質問.pdf
まさにここで考えて頂いたことが、総合職か、一般職かを選択する際に、鍵になってきます。
一般職と、総合職のどちらが良くて、どちらが悪い、あるいはどちらが優れていて、どちらが劣っているということは、全くありません。
どちらも、企業が経済活動を効率的に行う上で、あるいは組織を円滑に運営させる上で、なくてはならない業種になります。
どちらの業種が望ましいかは、その人がどのような働き方を望むか、どのようなライフスタイルを望むか、そして究極的には、どのような生き方を望むかによって変わってくるのです。
私は、初任給の高さだけにひかれて総合職を選択し、能力を上手く発揮できず、早期離職した卒業生をこれまでたくさん見てきました。
一方で、学校推薦の方が就活が楽だという単にその理由から一般職を選択し、思ったような働き方ができず、仕事へのモチベーションの維持が難しくなり、早期離職した卒業生もたくさんいらっしゃいました。
それゆえ、みなさんは、ご自身の『ライフプラン』や『仕事・生活・人生に対する価値観』に照らし合わせ、総合職、一般職のどちらが自分にとって「適職」かを慎重に吟味し、見極めて頂きたいと思います。
繰り返し述べますが、総合職と一般職では、
業務内容、業務形態、待遇の違い
が決定的に異なります。
そして、この違いが5年、10年と勤続年数の分だけ長く続いていくのです。
みなさんは、業界や業種、企業選択にこだわりを持つのと同様に、「総合職/一般職」の業種選択にもこだわりをもたれてほしいと思います。
難しい問題ですが、じっくり考えれば、よりよい答えが必ず見つかるはずです!
ぜひ、自分の働き方、そして自分の日常生活や人生の送り方を『長期的視点』に立って考えて頂ければと思います!!
以上が今回の内容になります。
最後に今回の課題を提示させて頂きます。
今回の内容のおさらいの意味もありますが、次回以降の業界研究でも活用することになる大切な課題になります。
ぜひチャレンジしてみて下さい!!!
(2)あなたの知っている企業を20社あげて下さい。まずは自分で考えて、どうしても分からない時にインターネット検索を行って下さい。
(3)最後に列挙した20個の業界と業種をインターネットで調べ、ワークシートの所定の欄に記入して下さい。既に業界本をお持ちの方は、そちらを参考にして頂いても構いません。
まとめ
次回は、業界ごとの特徴や問題点を把握する業界分析の方法を解説したいと思います。
最後までお読み頂き、本当に有難うございました。